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社長コラム

社長ブログ 大阪人の『つかみ』

大阪人の『つかみ』

 

皆さんこんにちは、豊田周平です。私は生まれて就職するまで関西。名古屋に二十数年、アメリカに5年、そして現在は大阪と名古屋の2拠点ですが、一番長く住んでるのが関西です。今回はそんな大阪人(関西人)のつかみについてお話させてください。

 

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私のつかみ

 

私はいろいろなところでお話をさせて頂く機会があり、多くの方が参加されている会合でお話させていただくことがあるのですが、そこで意識しているのが「つかみ」です。

例えば大阪に戻りビル事業に携わってからは「光エレクトロニクスが良くわかるビルオーナーです。」と自己紹介することが多いのですが、どの業界でもこれでだいたい皆さん「???」となり、興味を持っていただくことができるという寸法です。

私は何かを一筋にやってきたというものがなく、一言で自分のことを言い表すことができないので、まずは興味を持っていただき、話をする機会を持つことが狙いです。と言うか、大阪人的ウケてなんぼ、話してなんぼってことかもしれませんが。

その他、「浪速の商人(あきんど)のDNAと山師のDNAを持ってます。」とか「物理屋です。」「大阪と名古屋の半々人間です。」とかも使っています。

ただ、人前で「物理屋」ですって言うと顔をしかめられることが多いです。一般の方々の物理に対するイメージから、難しいこと言うヤツ、理屈っぽいヤツ、オタク等々のイメージがあるのかと。

 

つかみの文化

 

「はいと言わない大阪人」という本がありましたが、大阪人は会話を続けるために、「はい」となかなか言わないと書かれていました。

例えば「あそこにできた居酒屋行った?」「こないだ彼女と行った言ったわ。」「お前彼女と別れたんとちゃうんか?」等々話が続く可能性がありますが、「はい。行ったよ。」ではそこで話が終わってしまいます。

これって大阪の素敵なところではないでしょうか。

コロナ禍でface to faceの会話が減っている状態ですが、ちょっと工夫してオンラインでもつかみを作って会話を有用にするのが新常態になるのでは。

 

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