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社長コラム

    社長ブログ これからのオフィスのあり方~その②~

    これからのオフィスのあり方~その②~

     

    皆さんこんにちは、豊田周平です。先週のブログでは、これからのオフィスのあり方についてお話しておりましたが、今回も引き続き変わっていく、変わっていかなければならないオフィスについて紹介していきます。

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    オフィスでAI、IoTの導入

     

    取り組むべき一つは最新の技術の活用です。どんどん進化をしていくAI、IoTもビルやオフィスで「仕事のパフォーマンスを上げるために」どうやって使っていけばいいのか度々議論されていますが、今の段階から

    「何ができるか」

    「何をして欲しいのか」

    をちゃん考えておく必要があります。使う側がそれを分かっていないと、いざ導入を考えた時にメーカーさんの言いなりになってしまい、生産性をあげると言う本来の機能しなくなってしまいます。

    ユーザー側が無知な状態で、メーカーさん主導で「これが最新技術なんですよ」と促されて導入すれば必ず「高い費用を支払ったのに実際は使わなかった」となってしまうケースが出てきてしまうはずです。家電業界でやたら使いもしない機能がついたものを買わされていたのも、メーカーの売るがための戦術だったと考えます。

    そうならないためにも最低限の知識は必要で、「これは必要」「これは今使えそうにない」というのを判断できるようになる、または第三者で相談が出来るような方を探しておく必要があります。オフィス関係は家庭での使用に比べて長く使うものも多いので少し将来を見据えた選択も必要なのかと。

     

    そうすれば、仕事のパフォーマンスを上げる技術の導入がスムーズにいくようになります。

     

    働き方改革

     

    働き方改革って言葉はあまりしっくり来ていませんが、世間では話題になっているので、ビル屋として、経営者として、技術屋としていろいろ調べたり、資料を集めたりしています。

    しかし働き方改革を使って強引な商法を行っている企業があるようです。

    某什器屋さんでは「立って仕事するのも効率がいい」ということで、立っても座っても仕事ができる机を販売されています。

    電動で、立ち姿勢用になるのですが、超が付くほど高額な商品でした。しかし机面を手動で上下すれば身体も動かすことになるし、安価になるはずです。しかし商品としては手動の机は用意なしとのこと。

    こういった働き方改革に乗っかって高額な商品を提供しようとしている企業が少なからずあります。

     

    企業側はそもそも「働き方改革」について目先のことしか考えていない方が多いように感じます。本来の働き方改革は残業減らすとか休日増やすとかではなく、生産性を上げることが目的のはずです。

    今のまま働く時間を減らしたらアウトプットも下がってしまいます。そして、海外との競争には絶対に勝てません。

    また、AIでかなりのことができる様になるのは間違いないのですが、その時に人でなければできないことって何なのかしっかり考えてみることが大切です。創造的なことは人、新たな発想、アイデア、人との雑談、人や企業のネットワーク作りも人にしかできないはず。

    そんなクリエイティブな仕事が出来るようにするために、今後オフィスは前回のブログで書いたような生産性を上げる環境を用意することが大切です。

     

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