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社長コラム

社長ブログ 「ミニマル」ということ

「ミニマル」ということ 

 

こんにちは、豊田周平です。皆さん、「ミニマル」についてどうお考えですか?物を最小限しか持たない「ミニマリスト」なんていう人たちもいますが、今回は物を持たないというわけではなく、物にたくさんついている機能のことをお話させてください。

 

その「機能」使えていますか?

多くの人がiPhoneを使っているかと思いますが、その機能をほとんどの人(8割くらい?)は使っていないような気がしています。周りの人たちと話をしてての感想です。使わなくても機能満載の高額高機能スマホをみんなが買えば経済は回りますが、もったいないかと。

今では当たり前ですが、昔マイコンが登場してからはありとあらゆる家電に「マイコン搭載」などとうたっていろんな機能が付くようになりました。テレビのリモコンもやたら複雑でしたね。説明書だけで厚さ2センチも。誰が読むねん!て話ですが、最近はAIを搭載してスマホと連動させるようなスマート家電も増えています。

もちろんいろんな機能を使いこなしている人はいいと思いますが、もっとミニマルな商品があってもよいのかと。温めるだけの電子レンジは実際にありますが、例えばスマホは通話とメッセージだけのものがあってもいいと思います。ハードウェアは基本機能だけであとは有料アプリでそれぞれ用途にあわせて選んでいく、みたいなね。

ミニマルにすることでデザインも価格もシンプルに。余計なものがないので壊れにくくもなるのではないでしょうか。

 

クルマもミニマルに

 

クルマの世界でも、一人とか二人で乗る移動手段として割りきってしまうのもアリなのかと思っています。しっかりと安心・安全を確保していれば大きくなくても十分。中国ではすでにそういう流れも出てきているようだし、デンマークの自転車メーカーが発表しているEVコンセプトカーも北欧らしいシンプルでオモチャのような可愛らしいデザイン。建物が密集している都市部の移動を想定されているのだとか。

シンプルでサスティナブルなクルマが多く走っている、そんな未来はそう遠くないかもしれません。