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President column
社長コラム

    社長ブログ ピンピンころり

    ピンピンコロリ

     

    皆さんこんにちは、豊田周平です。

    私は常日頃から「長生きするなら健康であること」が大切と考えていました。

    これを考えるキッカケとなったのが、父と祖父の闘病生活を経験し、そしてJPC関西でヘルスケア分野への光技術の応用を探索するプロジェクトで医療系の先生方といろいろ意見交換したことです。

    今回は、そんな当たり前だけど大切なお話をさせてください。

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    本人よし、家族よし、世間よし

     

    ピンピンコロリという本が発売されていたので読んでみて、改めてこのことを発信しようと考えるようになりました。

    本では当たり前のことが書かれているのですが、今の日本にはとても大切なことだと思います。

    ピンピンコロリとは、健康で長生きしつつも、最後はコロリと苦しまずに人生を終えることです。

    逆に寝たきりで長生きする言葉でネンネンコロリという言葉もあるそうですが、健康で長生きするのってどういうことか考えてみました。

    ピンピンコロリでは「本人よし、家族よし、世間よし」の「三方よし」が大切です。

    本人も元気なままに長生きできるのが幸せで、家族や世間とも孤立せず、家族も長期間の看護や介護も無く、介護・看護や国の医療費などをたくさん使わずにをかけずに生きていく。

    それには美味しいものを美味しく、楽しく食べたり、外に出掛けて、いろんな人と交わっていくことが大切なのかと。

    高齢化は避けられませんし、子供が減って一人の若者が4人に高齢者を支えなければならない状態になります。それなら、せめてピンピンコロリを意識するのはとても大切なことです。

    当たり前のことですが、意識して出来ている人って実はあまり多くないような気がします。

     

    高齢化でできること

     

    もちろん突然の死は家族にとって辛いですが、長い間の看病はもっと大変です。

    私の父は発病から7〜8年闘病、最後の一年は病院で過ごしました。何度も危篤で名古屋から駆けつけました。母も妹も看病で大変な経験をしました。

    義父は仕事もしていたし、義母の面倒もしていて、元気だったけど入院して10日ほどで亡くなりました。どちらの死も比べられるものではありませんが、やはり本人のことを考えると、ずっと病気で苦しむよりもピンピンコロリで大往生のほうが幸せなのかな、と考えてしまいます。

    それに健康で長生きをしてくれれば、買い物や趣味でお金を貯め込まずに使ってくれるようになり、経済も回っていきます。病気になったら使いたくても使えないし、国の医療費を圧迫させることにも繋がります。

    これからの我々の高齢化に向けて、皆でやることいっぱいあります。

    閉じこもりだしたらだめですし、外へ連れ出して、お金を楽しみながらたくさん使える仕組みを作らなければいけません。

    そのためにも、まずは自分が健康で、人と関わっていくことが大切です。

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