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社長コラム

    社長ブログ 博士号の話

    博士号の話

     

    皆さんこんにちは、豊田周平です。このブログでも何度かお伝えしていますが、私は大阪大学で物性物理学を学びました。

    子供の頃から漠然と「博士」「研究」に興味があったのかと。

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    博士号について

     

    物理に興味をもったのと、憧れだった博士号のために浪人して理系に入学をしました。で、修士課程にまで行き、先生はぜひ博士課程にと言われましたが、企業での研究の道を選択しました。これは理系の就職の状況が良かったこと、企業での研究成果での論文博士(当時は一般的でした)をとった方が価値があると思いこんでいたからでした。

    で、就職して希望通り研究所に配属、研究開発を担当しましたが、理系の採用が増え始めた最初だったので、研究グループが急成長で毎年数人の新人配属が。早々に研究開発のマネージメント職になってしまい、論文を書くなんて状態ではなくなりました。その時の部下は大学との共同研究などで博士号を取得しましたが私は叶いませんでした。

     

    海外の博士号

     

    アメリカでは技術系は博士号有無で給与などの条件が全く違います。アメリカ駐在時に体験したことですが、同じ博士号持ちでもアメリカでは幅が広く、下は日本の修士号程度、でも上はとんでもなくスーパーな連中が活躍しています。

    一部の大学あるいは学部だけなのかもしれませんが、大学で教鞭をとったり、研究をしようとすると、博士号必須みたいなところもあります。

    某先生から「ぜひ手伝って欲しい。」と言われて、「博士号ないんです。」って返信したらそれから音沙汰無し。

    で、未だにいろんなところで「博士号欲しい」って言っているので、良く知っている何人かの先生からは社会人ドクターにぜひと言われています。学生の指導と論文のチェックだけで大丈夫そうなのですが。せっかくのオファーなのですが、まだそこまで踏み出すことができてません。

     

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