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President column
社長コラム

社長ブログ 反対意見しか言えない、言わない人

反対意見しか言えない、言わない人

 

皆さんこんにちは。豊田周平です。テレビやSNSを見ていると、

「こんなのアカン」

「私は絶対反対!」

と、自分の意見をハッキリと伝えているように見えて、反対意見しか言わない、言えない人が目につきます。

 

批判や否定は誰でもできる

 

特にTVで話している評論家や大学先生が多い印象ですが、反対意見の内容を聞くと、自分の考えというよりもメディアの意向にそった反対意見しか言っていないように聞こえます。

もし本当に「これじゃアカン」と思うなら「このデータ参考になる」とか「このアイディアはどう?」って話になるはず。

それが出てこないなら、条件反射の考えなしで「ダメ!」って言っているだけ。

確かに「新しい考えを何でもかんでも肯定する」事は「アナタが賛成したから実行したのに、全然だめだった」なんて言われるリスクもあるので、とりあえずの意見なら反対意見を言っていたら無難なのかもしれません。

しかし、中には数ヶ月前に言っていた事と正反対の意見を言ったりしている人はどうなのかと。考えが途中で変わったならその経緯を説明する必要があるはずなのに、あたかも最初からその意見だったようにいうのは無責任です。

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批判・肯定が出来ないならグレーの意見があってもいいはず

 

私がよく考えているのが

「全反対じゃなくて、ここは賛成だけど、あっちは反対とかいろいろあってもいいのでは?」

という事。全てが黒白ハッキリ分けられる事なんてほとんどないし、全てメリットもデメリットも持ち合わせているから、グレーな事が多いはず。

テレビ的に面白くはないかもしれませんが、いい面と悪い面を計りにかけて判断するしかないこともいっぱいあるのは事実。

で、あれば白黒はっきりさせて多数決で決めることが絶対ではありません。

発展してきた企業は、創業者の考えや思想の元、合議の場じゃない判断をしてきているはず。

特に新製品・新事業などは、10人が10人ともいいと言ったものは大きなヒットにならないことが多いかと。

iPhoneが出た時のメディアの反応がいい例で、当初の評価は酷評だったのを知っていますか?今のスマホ社会を誰も予測できず、おそらくアップル内でもここまで予想していたのはジョブズだけだったのかと。こういった実例があるなら、必ずしも多数決で白黒はっきりさせる意見が100パーセントではないと分かるはず。

疑問に思うのは、新しい動き・発見に対する変化への「否定」です。こればかりしている人は、ただ現状維持を望んでいるだけ。だから新しい事をするのに、反対意見が多いからって失敗するとは限らないのです。

 

研究は疑うことから始める

 

科学技術の世界では、「できること、あることは証明できるけど、無いこと、できないことは証明するのが非常に難しい。」と言われています。例えば、STAP細胞は再現できた人もいないけど、無いと立証できた人もいません。

それと先行事例を引き合いに出してこれはできないとか、先行事例と違うから結果がおかしいとか。先行事例が絶対的と信じている人もいますが、それじゃ進歩がないはず。素晴らしい研究をされている方は先行事例を疑うあるいは先行事例を調べもしないことからやっていることが多々あります。

科学技術の世界での否定は今までの事を覆すことになるので、かなり大変な作業になります。しかし否定から多くの新しい事が生まれています。

私も何かを「否定」する際は、現状維持ではなく「新しい変化」を意識してするようにしています。

 

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