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社長コラム

    社長ブログ 台湾ビル視察レポート①

    台湾ビル視察レポート①

     

    皆さんこんにちは。豊田周平です。今年の1月に3泊4日で大阪ビルディング協会中小ビル経営者研究会主催で、二回目となる「海外ビル視察ツアー」が行われました。前回は一昨年3月に12名の参加でベトナム&香港で弾丸ツアーでしたが、今回は台北3泊とゆっくり視察ができ、内容もとても充実していました。せっかくですので当ブログにてレポートを発信させていただきます。

     

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    日本と結びつきが強い台北ビル群

     

    初日関空からのフライトで台北に昼過ぎに到着し、その後台北市内中心部の見学をスタートしました。

    まず見学したのがTAIPEI101です。

     

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    台北市政府が初めて民間と手を組んで開発した、大型BOT(Build, Operate and Transfer)プロジェクトで建設されたビルです。1997年7月、国内の10企業で構成される台北金融大楼股份有限公司が開発権を取得、企画・建築・運営管理を請け負っており、地上101階、高さ508mで、2004年の竣工時には建築物の高さ世界一を誇っていました。

    多層式デザインは8階を1ユニットとして作られ、防災・防風( 88Fにウィンドダンパーを備え風速60m/秒まで耐える構造)に優れた構造です。展望台用のエレベーターは分速1、010m。敷地面積は30、277㎡、延床面積は79、296㎡、台湾証券取引所・バイエル台湾・KPMG台湾・ABNアムロ銀行台湾・ロレアルパリ台北・グーグル台湾等が入居。PM2.5の影響で展望台からの眺めは生憎でしたが、台湾の勢いを感じることのできるビルでした。

     

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    その後新光人寿ビル、遠企中心掛公大棲(Taipei Metro Offi ce Tower) など台北市中心部を散策。霞ヶ関ビル建設に関わった、郭茂林氏が手がけたビルで、台湾の高層ビルは日本との結びつきが強いことを認識しました。

     

    台北ビル建設の現状を知る

     

    三日目に生憎の雨の中、大林組様のご厚意で台北市内の建設現場の見学をさせていただきました。まず工事事務所にて、大林組の皆さまから大林組の台湾事業及び現場についての詳しいご説明を頂いたうえで見学をしました。大林組の台湾への進出は戦前、1935(昭和10)年の台湾電力日月潭第2発電所工事に始まり、主として公共土木工事を手がけていましたが、2000年にマンション工事を受注し建築事業を本格的に始動。台北地下鉄、台湾新幹線、台中LNG基地、統一国際大楼、桃園駅駅舎、Q‐スクエア、日勝加賀屋など多くの実績があります。従業員数140名(うち24名の出向者)。今回、見学をさせていただいたのは建築中(2013年9月〜2017年3月)の聯合報忠孝東路オフィスビル及び住宅新築工事でした。

    A基地(延床面積60、132・52㎡、オフィス1階〜20階、住宅21階〜30階)とB基Building No.228 7地(延床面積15、101・59㎡、住宅1階〜24階)、住宅は60〜80坪でNT度江宇220Mありますが、すでに完売(60坪で約448、000千円)。本現場は地下鉄がすぐ横にあり基礎工事には非常に苦労をしたとのことでした。

    大林組様の現地でのご苦労を伺ったところ、日本では協力会があるのに対して、台湾では下請けを集めてくる必要があり、更に施主が関係先を集めてくることが多いということです。現地企業はコーディネートが弱く、日本企業の主たる役割はコーディネート、役所への申請が厳しくコンクリートの打設は都度申請、また地震後は設計のマージンが日本より大きいことも特徴であることなど、現地ならではのご苦労があると学びました。

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