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社長コラム

社長ブログ 経歴詐称と産地偽装は似ている

経歴詐称と産地偽装は似ている

皆さんこんにちは。豊田周平です。昔からある芸能人や著名人の経歴詐称について、皆さんはどう思われますか?私は経歴詐称が起きる度に産地偽装とよく似ているな、と感じていました。

 

経歴詐称なんてしなくても使える知識を持っていて、魅力があればいいのにと思っていますが、学歴がわからないと箔が付かない、あるいは一般(テレビだと視聴者)に受け入れられないという事でしょうか。

産地偽装だって、結局味が良ければ本来は何の問題もないはず。それなのに○○産!とかやたらとウソで箔を付けて不信感を生んでは意味がありません。

 

 

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学歴で全ては分からないはず

 

入口としては立派な経歴があった方が間違いないやろけど、学歴って事で言うと日本の場合は入試が厳しいから一応そこでのスクリーニングはできてるって事ではありますが、大学で勉強したかどうかははなはだ疑問ですよね。日本の大学は昔から入学は難しくても卒業は簡単だって言われているし。

 

そういう意味では職務経歴とかも「書いたもん勝ち」なところもあります。○○プロジェクトで×××を担当して30%のコストダウン達成、とか書いてあっても本人の貢献度なんて真相は分かりません。だからあまり立派な経歴でも、信頼し過ぎないほうがええっちゅう事です。

 

 

見抜けないならブランドは不必要になる

 

食品偽装の場合は、本物と食べ比べをしている人が食さないと違いが分からないはず。しかし、ほとんどの人が見抜けないなら高価な価値を付けるブランドは必要無くなってしまいます。

経歴詐称だって人前で話せば必ずボロが出るからバレるはずなのに「この人は凄い人だ!」と何も考えずに話しを聞いていたらどうなのか見抜けません。

結局ブランドの品質ではなく、名前だけが重要視された結果なのかと。

○○大学卒業(○○大学産)

○○シェフ監修

なんてよく聞きますが、大学名だけ出されても本人にどんな実績があるのか分からないし、名前貸してる場合だってどこまで監修しているのか分からないので、私は品質がいいかどうかだけをシンプルに考えるようにしています。

 

有名な産地に惑わされずに本当においしかった品種・産地を信用したり、使って本当に良いと思ったらそのブランドを使っていくスタイルが自然なはず。だから有名なブランドでなくても自分で美味しいとかいいって思ったモノでいいじゃないのかと。

 

基本的に工業製品のブランドはマネができないので信頼しています。バッグやアパレルのブランドも偽物があったりはするけど、正規品であれば信頼できるかと。

 

だけど食品の産地と経歴は別物。自分の味の好みや仕事のし易さは人それぞれ違うはずだから、表面上の知識だけでは判断できないのかと。

何を信用して、どんな情報を活用するのかは結局自分がどんな考えを持って、目的が明確でなければ判断できないはず。

 

「なんとなく凄いから信用する」のではなく、どうしてそれがいいのかを考えればきっといい結果が待っていると思います。

 

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