阪神淡路大震災から２９年。今年は元旦の能登半島地震もあり、いろいろ考えさせられることが多いです。

阪神淡路大震災で大阪での被害はあまり報じられていません。当社のビルは比較的新しく、幸いにもビル自体に被害はなかったですが、棚などが倒れて事務所内は書類が散乱していたとの事でした。

又現在北浜プラザになっている場所にあった大阪三越は被災。とても趣のある建物だったのに、旧館部分が取り壊され売り場面積が半分になったそうです。（昔ながらのエレベーターが目に焼き付いています）

旧館から高麗橋通りを西に　奥の白い建物が三越

ビル竣工時屋上から 大きな三越のマーク

当時、神戸の人はスニーカー、大阪の人はパンプスを履いて通勤と言われてましたが、こんな近くでも温度差がかなりあったようです。

１月１７日という日も、神戸と大阪ではとらえ方が違うなと感じます。神戸の企業では、この日に合わせて防災グッズの点検をしたり、訓練など啓発活動が盛んでした。社史にも必ずと言っていいほど震災の記憶が刻まれます。

いつ起こるかわからない災害です。経験を生かして備えていかなければならないなと感じています。