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スタッフのつぶやき

    わが社の歴史③ 江戸から明治

    三代目善右衛門には養子になってすぐに長女コトが誕生しました。

    続いて次男 文三郎、次女が誕生しました。文久元年(1861年)に三女包子が生まれました。

    長男の虎之助は善九良と改名し、商売を手伝うようになっていました。

    明治維新

    明治になって三井一族の各店舗は整理され、両替商は銀行に、呉服部門は三越となっていきました。

    三井越後屋の糸店は続いて営業されました。時代は下りますが、明治18年(1885年)の新聞広告(大阪日報)に金銀モール糸、徽章販売「三越糸店」豊田善右衛門(この善右衛門は4代目)とあります。三越の名前を引き継ぎ営業を行っていたようです。

     

    長男虎之助が明治5年に夭逝し、親族が集まって次男の文三郎に商売を継ぐように説得しましたが、「商売人はごめんだ」と家業を継ぐのを拒みました。(文三郎については次回ブログにて)

    そこで家業は、丹波篠山から中年奉公に来て、三女包子と婚約がととのっていた上野又吉が引き継ぐことになりました。