英語を学ぶためには、必ず英会話スクールが必要？

皆さんこんにちは。豊田周平です。先週は、大阪人は伝える気持ちがあるから英語が伝わる…と紹介しましたが、今週も英語について。

多くの方が「英語を身につけよう」と考えると、英会話スクールに行きますよね。ＴＶＣＭでも「英会話を学ぶなら英会話スクールへ通おう！」と言っているから、英語を学ぶ＝英会話スクールのイメージが染み付いてしまっています。もちろん、目的も人それぞれなのですが、ホントに最善の選択肢なんですかね？？

いくら日本で外国の方に「こんな時は、こんなフレーズを話して下さい」と教わっても、海外旅行でペラペラに話せるようになっている人って…ほとんど見たことありません。

もちろん、英語に対する自信や話す機会を与えてくれてはいると思いますが、英会話スクールは上達する秘訣ではなく、キッカケに過ぎないのではないでしょうか。

身の回りの英単語を覚えよう

英語を伝えようと思ったら、伝え方や文法を学ぶよりも先に「単語」を覚える必要があります。

例えば英会話を学ぶ時「旅行先で写真をお願いする時は、would you take a picture of me?と言ってください」と、

・would you take a　○○～

の使い方を教えてもらますよね。でも、肝心のpicture（写真）の単語が分からなければ、相手に伝わることはありません。でも、逆にpicture（写真）の単語さえ知っていれば、後はジェスチャーで伝わりますし、カメラもっていればわかるでしょ。（※写真を撮ってもらおうと思ってカメラ渡したらそのまま逃げられたとかもあるのでご注意を。）

単語は教えてもらうものではなく、自分で覚えていくもの。一日ひとつ単語覚えたら一年で365語、3年でオーバー1,000。とりあえず1,000あれば伝わる英語になっていきます。身の回りに英語氾濫、商品名、電車やデパートのアナウンス。毎日聞いてたら覚えるはず。

先週もお伝えしましたが、皆さんちゃんとした英会話にこだわり過ぎ。私たちだって、産まれてから言葉を覚えるとき、話し方より先に単語を覚えましたよね。ちゃんとした話し方は、単語を覚えてからで充分だと私は英語を学ぶ時感じました。

英語を学ぶにも、明確な目標を

英語を学ぼうとしている方に「どうして英語を学ぶの？」と質問すると「英語が喋れるようになりたいから」と答える方がたくさんいます。でも「英語がしゃべれる」って言うのは、目標（ゴール）ではなく、手段です。

英語は、目的によって学び方を変える必要があります。例えば

・ＴＯＥICで高得点を取りたい人

・ビジネスをするのに英語が必要な人

・旅行先の現地の方とコミュニケーションを取りたい人

この３人が同じ学び方をしていては、目的は果たせませんよね。例えば、ビジネスが目的で英語を学ぶのに、ビジネスをしたことが無い人に英語を教わっても本当に知りたいことを教わることができません。だから英会話スクールも同じ。講師がビジネス英語を教えられるかどうか事前に調べる必要がありますよね。外国人講師だからって何でもいい訳ではありません。でも、それは目的がハッキリしていないと分からないことです。だからまずは「自分が何のために」英語を学ぶのかをはっきりすべき。英会話スクールに通ったから目標達成した気でいると、いつまで経っても上達しませんよ！