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社長コラム

社長ブログ 時計のデジタルトランスフォーメーション(DX)

時計のデジタルトランスフォーメーション(DX)

 

皆さんこんにちは、豊田周平です。先日のブログでもスマートウォッチのお話をさせていただきましたが、今回はそんな時計のDXについてお話させてください。

 

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DX=デジタル化ではない

 

DXはデジタル化ではなく、デジタル技術を使って全く違うもの、違うビジネスモデルにすることです。(transformation=変形、変質、変態、変換と言った意味です。トランスフォーマーと言うクルマがロボットに変身するのを思い出してみて下さい。)

スマートウォッチを購入して3ヶ月経過しましたが、これこそ『時計のDX』やん!と思ったことがたくさんありました。

元々私は腕時計が鬱陶しく感じていたので、会社へ行くと外していました。

本体の機能は時計+いろいろな機能があることが大前提ですが、小生は健康管理、記録に使用。決済も端末代わりとして使用しています。

初期のスマートウォッチは時計+アルファでしたが、今ではもはや時計ではなく、IoHセンサ、スマホの一部になっています。で、時間を見ること自体が付属機能になってしまっています。これこそ、腕時計と呼ばれていたものがtransfomして別モンになったと言えるのではないでしょうか。当然、従来は腕時計を売ることがビジネスだったのが、これらを使った新しいビジネスモデル(健康管理、キャッシュレスサービス、音楽配信)に変わっている訳です。

また、私が購入したやつは簡単にベルトが取り替えられるので、季節ごと・仕事&遊びでバンドの素材や色とか簡単に変えることができます。今までの時計だとバンドを取り替えるって発想がなかったかと。特殊なツールがいるとかですぐに変えられないタイプがほとんどでしたが、これはワンタッチで取り外し可能です。

従来の腕時計だと、夏場は革のものは汗が染み込んで不快なので、シリコンゴムとか布、あるいはメタルのものを選びました。したがって、夏用の時計と冬用、遊び用等々、何種類かを所有。

本体とのマッチングの問題も多少ありますが、標準の黒のシリコンゴムのに加えて、メタル、柄の入った布、はでな色のシリコンゴムと揃えてみました。

腕時計はファッションアイテムの一つですが、そこに大きな価値を見出してない人にとってはバンドだけ替えれれば十分ってことです。

 

簡単でできそうなことがたくさん

 

掛け時計、置き時計も温度計付きとか湿度計付きとかあるけどこれは今のはあくまで付加機能です。

オフィスでも家庭でも温度、湿度、今だとCO2 濃度などが測れて、スマホやPCと連携できれば新しい時計になるかも。さらにスマホと連携してアラート(例えば音ではなくて、明かりで知らせるとか)、簡単にやれそうなことがたくさんあります。

時計以外にも前からいろんなところで言っているトイレ便器も。体重、脈拍、血圧、尿の成分等々DX化できる気がするんですが。残念ながら今家電等でやられているのはDXではなくて、「デジタル化」の様な気がします。

いわゆるガラケーは少しDX(固定電話が外に出ることができる様になった、時計が付いてる、カレンダーが付いてるなど)、それがスマホになって、完全に電話のDXかな。電話の機能は多くの機能の一つ、しかもあまり使わない、PC代わり、完全にいつでも、どこでも、誰とでものツール。電話じゃないですよね?

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