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社長コラム

社長ブログ ことばの違和感~クルマ編~

ことばの違和感~クルマ編~

 

皆さんこんにちは、豊田周平です。先日のブログでクルマの購入についてご紹介しましたが、今回は前々から思っていたクルマ関係の言葉の違和感についてお話をさせてください。

 

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SUVに違和感

 

車のカテゴリーとしてSUVというのが定着していますが、すごく抵抗感があります。

直訳すると「スポーツ用多目車」となりますが元々、オフロード車を街乗りできる様にしたもので、外観もオフロード風、4駆とかラダーフレームなどとかのものだったはずです。

たぶんアメリカで出てきた言葉なのかと思いますが、最近はなんでもかんでもSUVと付けている気がします。

私が3月に購入したのもSUVと言われているけど、普通のハッチバック車(あるいは5ドア)の背を少し高くしたもので、従来のハッチバックより快適性があるもので、この形状が各社の標準に。

私が購入したクルマは少し背が高い(けれど、タワーパーキングに入る)だけで5ドアハッチバックと雰囲気も大きく変わらない。シート座面の地上からの高さも少し高いので乗り降りもしやすいし、運転時もまわりが見やすい。昔言っていたハッチバックの正常進化版ということでいいかと。メーカーはハッチバックとSUVを別車種としてラインナップしてますが、メーカーによっては「どこが違うねん!」ってことも。

最近ではランボやベントレーなど超高級SUVというのも出てきていますが、なんでもSUVとしておけばいい、という風潮に感じます。

 

新しい言葉を無理やり作って売るのに違和感

 

何か新しいカテゴリーを作って、新しいモン好きの方たちへ売るマーケティングだとは思うのですが・・・違和感があります。

HV、PHV、EV等々、所有者でもちゃんと説明できないのではないでしょうか。クルマの構造や駆動原理わからなくても買えるし、運転もできるんですが。

家電の世界でさんざんやってきたことがクルマの世界にも入ってきているかもしれません。

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