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社長ブログ シェアリングエコノミーとライフタイムコスト
シェアリングエコノミーとライフタイムコスト
皆さんこんにちは、豊田周平です。マイホーム、マイカーなど、何か購入すると「憧れのマイ〇〇!」と言われることがありますが、そういったマイホームを作るとき、マイカーを買うときなど最後までのコスト考えたことありますか?
マイホームでもランニングコストはかかる
一般的にマイホームを買えば賃貸と比べてランニングコストコストがかからないから、ローンさえ払ってしまえば安泰、というイメージがあります。
しかし、持ち家の全ての出資をかき出してみると
購入費+修繕積立金+固定資産税+町内会費+修繕一時金+各種修理費
となり、購入費以外は定期的に支払う必要があるので、賃貸よりも確実に得、とは限りません。特に子供が小さいうちはいいけど、大きくなって自立したら部屋を持て余して大変になった…、と将来生活スタイルが変わる可能性もあります。
他にも車であっても
本体+駐車場代+車検+消耗品等(オイル、タイヤ、ランプ類)+税金-下取り
と、ランニングコストはかかってしまうので、そんなに車に乗らない、というのであればシェアリングカーのほうが計算してみるとお得になる場合もあります。
作るとき、買うときに最後までのコスト考えたことありますか?
日本ではバブル時の1980年代後半から1990年代あたりに箱物行政とか日本列島改造で作った建物やインフラが大変なことになってます。
持ち家もバブル時代に買った人(私と同世代の人が多い)は、資産価値(自分で使うには価値下がってないけど売るときの値段)が下がって、売ってもローンが返せない状態になっていたり。
モノを買う、ということはコストはその場だけに感じますが、ライフタイムコストは必ずかかっています。
最近では1つのものをみんなで共有するシェアリングエコノミーという考えかたもあるので、購入する前に一度ライフタイムコストがかかるのかどうか、考えてみるのも大切です。