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President column
社長コラム

    社長ブログ プロ、専門家って何?

    プロ、専門家って何?

     

    皆さんこんにちは。豊田周平です。皆さんの周りにも、「プロ・専門家」と呼ばれる方がいると思いますが、プロ、専門家とは、よくよく考えたら何を指しているのでしょうか。

    プロと言っていろいろあります。国家資格の必要なもの、試験がいるものもありますが、資格があったとしても試験を通っただけで何年もその分野から離れていた方、経験が浅い方など、その分野でプロの仕事ができるかどうかは別のはずです。逆に資格の必要が無いプロの方も多くいますが、専門性が高くプロと呼べる方から、そうでない方まで幅広くいます。出来れば本当のプロに仕事をお願いしたいものですが、今回はそんなプロ・専門化についてどう判断すべきなのかを考えていきます。

     

    プロカメラマン

     

    私はプロと聞くとカメラマンが一番に頭に浮かびます。自分で写真を撮るし、観るのもすきなので当然厳しい目で評価しているとは思いますが、中には「ほんまにプロ?」っていうのが多いのでは。写真の場合は好みもあるので人それぞれかもしれませんが、例えば結婚式のカメラマンでも、一生に一度の晴れ舞台にお金を払って微妙な写真だったら多くの人が納得できないはず。(実際、自分の結婚式の際まともな写真がなく、がっかりしました。)

    今は解像度も高く、綺麗な写真が簡単に撮れるカメラが普及して、スマホで簡単に編集できるようになったりと、一般の人の眼もフィルムカメラ時代より厳しくなってきているのかと。

    もちろん、素晴らしい方が多いのも事実で豊田産業でも「自然ないい表情」を撮影してくださる外部のカメラマン、建物素晴らしく撮っていただける方に依頼をしています。

     

    プロカメラマンに依頼をする場合、なるべくその方が撮影した実績を見て判断をするべきで、機材だけ良くても安心は禁物です。

     

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    プロでも「プロの仕事」をしていない人

     

    かなり昔のことですが、とある講師が会社に来て、レクチャーをお願いしていたことがありました。当然料金を支払って教えもらうのだから、プロのはずです。

    で、そのレクチャー後出席者が(私は出てなかった)

    「豊田君、◯◯◯ってできないのかな?先生に聞いたらできないって言われたんだけど。」「できまっせ、こうやったら。」

     

    というやり取りがありました。どうやらその講師の方は、必要最低限のことは教えられるけれど、応用したりその他の使い方とかはサッパリの様子でした。

    てっきり講師をやられるぐらいだから仕事経験が豊富な方だと思い込んでいましたが、基本的なことしか分からないので「プロだけど、プロの仕事はしていないな…」と思ってしまいました。

     

    恐らくこういった講師のプロでも、最低限必要なことを教える人と、必要にかられて使い倒している人との違いがあるはずです。講師の経験が豊富でも、実際は「プロの仕事」を日常的にしている方から聞ける話のほうが、教わるほうとして必要です。

    基本的に私はお金を受け取る仕事をしている時点でプロだとは思いますが、実際プロと名乗る方より自分のほうが知識があったり、明らかに「プロの仕事をしていない」と思う方がいます。

    依頼側はプロと名乗る人が果たしてプロの仕事を本当にしてくれるのかどうか、資格や経歴だけを見て受け身で判断するのではなく、実際の仕事をどのようにしているのかを見て見極めていく必要があります。

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