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社長コラム

    社長ブログ 税金以外のお金の使い方

    税金以外のお金の使い方

     

    皆さんこんにちは。豊田周平です。私たちの給料や買い物した際に取られる税金は、どこにどうやって使われるのか決めれないし、イマイチ役に立っていると感じられません。大学の先生と話をしていた時の話題ですが、税金→国(文科省とか経産省とか)→大学の研究者などとプロセスが複雑で、税金を払った人の意思とはほとんど関係なく使われるという現状があると教えていただきました。大きなお金がいらない研究もあるので、少額の寄付でできる研究もあるとのこと。もし「○○の分野で役立ててほしい」と思うところがあるなら、一度寄付も検討してもいいのかと。

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    最近話題になっているクラウドファンディング

     

    不特定多数でインターネットを経由し、団体に出資するクラウドファンディングも、最近何かと話題になっていますが、これも一種の寄付になるのかと。クラウドファンディングも、何に使うのか目的が明確なので、払う人の好みで選べれますし、いくら必要で現在金額がいくら集まっているのかも見えているのが特徴です。

    投資や出資と考えると難しいと思えるかもしれませんが、クラウドファンディングのように「こんなおもろい事やってて、興味があるから応援したい」という気持ちで寄付を考えるのも面白いのかと。

     

    日本と米国のお金持ちの金の使い方

     

    米国ではお金持ちの方は、寄付はもちろんベンチャー投資にも力を入れている方が多くいます。寄付やクラウドファンディングと違って、投資は“見返り”が発生するお金の使い方ですが、IPOした人がその金をベンチャーに投資し、合わせて自分の経験を活かして経営面のアドバイスをする…といういい循環が出来ていて、多くのベンチャーキャピタルはこの様なスタイルで投資をしながら、企業も成長していっています。

    もちろん日本でも何人かは個人的に目利きをして投資をされている方もおられますが、少数派で金を出しても口は出すなって風潮が相変わらず大きいうえに、投資家に経験、目利き眼がないからどうしても安全なところばかり。

    中には自己判断で行っている方もいますが、日本では多くが自分で判断できないから、金融機関とかがいいというところに相乗りで投資。ちゃんとした目利きがいないことが問題なのかと。

    新しい技術やビジネスモデルの可能性なんて誰にも分かりませんし、個人の感覚(知識、経験、センスに裏付けられた)かと。過半数が行けるっていうビジネスとか新製品は確実性はあるだろうけど、大きく化けることはほとんどありません。それよりも10人中一人しか支持しないものの方が、実は大きく化ける可能性があるし、投資している人も面白いと感じるはず。

    そういう意味では、寄付も投資も実は目利きが必要とされているのかと。

     

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